おとなの子守唄
今日 ヴァシュティ・バニヤンのライブを観に
ビルボードに行ってきました
初めての 東京ミッドタウンなので
不慣れなヒールを履いて
誘ってくれたのは Quinka,with a Yawnこと青木美智子さん
2年前に 彼女のアルバムにコケストラで 全面参加させてもらいました
長野県の山の中で 一週間近く
フィールドレコーディングしながら合宿をしました
毎朝 同じ釜の豆おかゆを食べた仲
早めに待ち合わせをして
おおーーーきなガラス張りの洒落た会場で
始まるまで ワイン片手に 色んな話をしました
一言一言が 優しい歌のような キンカさん
こんな夜にぴったりきます
あ ビールだ
そして始まりました
ヴァシュティの他に 若い3人
ギターとヴァイオリンと
ピアノの人はフルートもカリンバもそしてコンサーティーナも演奏するの
わたしが中学生の時のある日 母親が
このアルバムをくれました
「こんな歌を歌う人になってほしい」って
その時のわたしには 正直全然ぴんときませんでした
いや 反発心もありました
(ブリティッシュ・フォークが好きな中学生も悪くなかったなー)
まさか 10年の月日が経って
また巡り会うとは 思ってもいませんでした
極上の子守唄に包まれて
お母さんの強さや
どこかのひつじやあひるがいる
湖水地方の風景を思い浮かべたり
そしてほんとうにあっと言う間にステージは終わってしまいました
自然体 そう まさに彼女は自然体
十代の時に作った曲です と言った曲と
新曲です と言った曲の
聞き分けがつかないのです
凄いことだとおもいました
そう 自分が生まれて来た場所や 環境を
そのまま歌にすればいいんだ
それから お母さん
迷子の中学生に 小さなのヒントのかけらをありがとう
ま そのヒントに気が付くのはけっこう先になっちゃったけど
たくさんかけらを散りばめてくれてたんだよね
今はそれを出来るだけ拾い集めてみます
キンカさん お誘いありがとう
また デートしようね!
帰りに
お店の人に写真を頼んだら
ばっちしバックの看板にピントあっとるやないかーい